富士フイルムが低炭素複合機の欧州販売を本格化

富士フイルムホールディングス傘下の富士フイルムビジネスイノベーションは16
日、デジタルカラー複合機「Apeos」シリーズの販売を欧州地域で4月下旬から本格
開始すると発表した。まずはイタリアで現地販売代理店を通して市場投入。その
後、販売エリアを他の国にも順次拡大していく。
A3・A4サイズ対応のApeosシリーズ3機種を欧州で発売する。同シリーズは低温定着
性トナーを採用。トナー定着時の消費電力を低減することで、使用に伴う二酸化炭
素(CO2)の排出量を従来品に比べ54%削減できる。欧州では環境負荷低減が重視
されていることから、市場投入を決めた。