グリーン水素をデンマークから独へ輸送、ユニパーが基本合意

エネルギー大手の独ユニパーとデンマークの再生エネ投資会社コペンハーゲン・イ
ンフラストラクチャー・パートナーズ(CIP)は2日、グリーン水素の分野で協業の
基本合意を締結したと発表した。CIPがデンマーク南西部で進めるPtX(再生可能エ
ネルギー電力でグリーン水素を生産するとともに、誘導体のグリーンアンモニアな
どに加工すること)プロジェクト「ヘストPtXエスビアウ」で生産したグリーン水
素をドイツに輸送し、需要家に供給する。
年に最大14万トンのグリーン水素をドイツに輸出する。デンマークのエネルギー輸
送網運営事業者エナギネットと蘭ガスニーの独法人が敷設する水素輸送パイプライ
ンにヘストPtXエスビアウを接続。2028年までにドイツ向けの供給を開始する。
需要家にはドイツ国内に構築される水素輸送パイプラインを通して供給される。ユ
ニパーが販売を引き受ける。

上部へスクロール