実質賃金が過去最高の伸びに、第1四半期は3.8%

ドイツ連邦統計局が29日に発表した第1四半期の実質賃金は前年同期比3.8%増とな
り、統計を開始した2008年以降で最大の伸びを記録した。増加は4四半期連続。イ
ンフレ率の低下と大幅なベースアップ、非課税で社会保険料も賦課されないインフ
レ調整一時金(3,000ユーロが上限)の支給で水準が強く押し上げられた格好だ。
名目賃金は6.4%上昇し、統計開始後で2番目に高い伸びとなった。インフレ率が2.
5%とこれまでに比べ低かったことから、実質賃金が膨らんだ。

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