ディーラーの人材探しをトヨタが支援、SNSでキャンペーン

トヨタ自動車の独法人トヨタ・ドイチュラントは18日、系列ディーラーや修理工場の
人材獲得の支援活動を行うと発表した。SNSを活用して潜在的な求職者に訴求する
ソーシャルリクルーティングのキャンペーンを実施する。職業訓練職場を模索する若
年層に照準を合わせる。
ドイツでは少子高齢化の進展を受け幅広い業界で深刻な人材不足が発生している。
ディーラーなどは経営規模が小さく、求人活動の効果が限られることから、トヨタは
自社のブランド力を活用して職業訓練の実像やキャリア形成、昇進などの情報を提供
していく。
対象となる年齢層はZ世代に当たる16〜24歳。学校の中途退学者や職業転換訓練の受
講者に期待をかけている。
キャンペーンを実施するSNSはティックトック、フェイスブック、インスタグラム、
ユーチューブ。若者の利用頻度が高いティックトックに重点を置く。