化学大手の独コベストロは11日、中国のリサイクリング事業者Ausellとの協業を拡大
すると発表した。これまでのポリカーボネイトボトルに加え、廃車のヘッドランプで
も再生利用で協働する。
両社は2020年、容量19リットルのポリカーボネート水容器のリサイクルで協業を開始
した。Ausellが年100万本をリサイクル。コベストロは再生(PCR)ポリカーボネート
を家電や自動車産業向けに提供している。
新たな協業ではヘッドライトからPCR材料を再生し、自動車産業に供給する。車産業
の循環経済化に寄与するとしている。