規制対応に労力の22%を割り当て

国や欧州連合(EU)の規制や記録義務に対応するため、ドイツ企業は労力の平均
22%を割り当てていることが、Ifo経済研究所が経営者を対象に実施したアンケー
ト調査で分かった。法的な規制は過去10年間で一段と複雑化しており、経営者は競
争力と企業の自由度が低下し、投資決定に悪影響が出ていると批判している。
アンケートでは規制の負担が重すぎるため外部のサービス事業者に業務を委託せざ
るを得ないとの回答が約80%に達した。規制に対応するためのコストは売り上げの
平均6%に相当する。
調査は5月に実施された。約450人が回答した。

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