鉱工業生産2カ月連続減少、10月は-1%に

ドイツ連邦統計局と連邦経済省が6日に発表した10月の鉱工業生産指数(2021年=
100)は物価調整後の実質に季節・営業日数を加味したベースで前月比1.0%減の
90.3(暫定値)へと落ち込んだ。減少は2カ月連続。指数は23年2月の100.9を直近
のピークに低下傾向が続いている。
エネルギー業の指数が8.9%落ち込み足を強く引っ張った。指数は73.8と基準値の
100を26%以上、下回っている。
製造業は92.0となり、前月を0.3%下回った。消費財が1.0%、投資財が0.4%の幅
で縮小。中間財は0.4%増となり、4カ月ぶりに上昇した。各部門の指数は投資財が
99.3、中間財が83.9、消費財が90.5となっている。
建設業は横ばいの91.0だった。
生産高を業界別でみると、自動車・自動車部品は1.9%減、金属製品は1.7%減、化
学は1.4%減、機械は1.1%減と振るわなかった。電気装置は3.0%、ガラス・ガラ
ス製品・石土加工は2.2%、金属製造・加工は0.5%増えた。
鉄鋼や化学などエネルギー集約型産業は0.9%落ち込んだ。
鉱工業生産を特殊要因による統計のブレが小さい3カ月単位の比較でみると、8〜10
月は前期(5〜7月)比で0.4%低下した。製造業が0.1%、建設業が0.3%、エネル
ギー業が3.7%の幅で後退した。エネルギー集約型産業は4.0%減だった。
9月の鉱工業生産は当初の前月比2.5%減から同2.0%減に上方修正された。

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