ドイツ連邦統計局が9日に発表した11月の輸出高(暫定値)は営業日数・季節調整
ベースで前月比2.1%増の1,273億ユーロに拡大した。増加は3カ月ぶり。仕向け先地
域別でみると、前月に大幅減となった欧州連合(EU)域外が6.9%増えて全体をけん
引した。ユーロ圏は2.1%減、EUのユーロ非加盟国は0.7%減だった。
最大の輸出先国である米国は14.5%増の140億ユーロと大きく伸びた。前月の大幅減
が相殺された格好だ。中国は4.2%減の66億ユーロ、英国は8.6%増の72億ユーロと
なっている。
輸入高(暫定値)は3.3%減の1,076億ユーロとなり、2カ月連続で落ち込んだ。ユー
ロ圏が5.2%、EUのユーロ非加盟国が2.7%、EU域外が2.1%の幅で縮小した。
最大の輸入先国である中国は134億ユーロで、3.1%減少。米国は3.7%減の72億ユー
ロ、英国は4.7%減の28億ユーロだった。
貿易収支は197億ユーロの黒字となった。黒字幅は前月を47.0%上回ったものの、前
年同月比では6.6%低下した。
非調整ベースの11月の輸出高は1,314億ユーロで、前年同月を6.5%下回った。減少は
2カ月ぶり。同輸入高は5.2%減の1,110億ユーロで、貿易収支の黒字幅は前年同月の
234億ユーロから204億ユーロに縮小した。
1〜11月の輸出高は営業日数・季節調整ベースで1兆4,278億ユーロとなり、前年同期
を1.4%下回った。同輸入高は3.5%減の1兆2,078億ユーロで、貿易収支は2,200億
ユーロの黒字だった。