フォードが独でBEV電池の量産開始

 米自動車大手フォードは12日、独ケルンで車載電池の量産を開始したと発表した。隣接する完成車工場に供給し、電気自動車(BEV)「エクスプローラー」「カプリ」に搭載する。

 ケルン工場は2024年にBEV専門工場に改められた。同年末までは電池の供給を提携先の独フォルクスワーゲン(VW)から受けていたが、今年初に電池工場の稼働を開始して内製に転換。このほど量産段階に入った。

 電池工場にはロボット180台を投入した。全長2キロの生産ラインでは約2,775個の部品が組み立てられる。

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