コンチネンタルが伊ブレーキ工場を売却

 自動車部品大手の独コンチネンタルは18日、分社化予定のオートモーティブ部門がイタリアのドラムブレーキ工場を独投資会社ムタレスに売却することで合意したと発表した。欧州で進める拠点統廃合の一環。売却価格は明らかにしていない。今年第4四半期の取引完了を見込む。

 イタリア北西部のカイロ・モンテノッテにある工場を譲渡する。同拠点では油圧ドラムブレーキの生産のほか、研究・開発を実施。雇用規模は約400人に上る。今年は売上高で約1億ユーロを見込む。

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