エネルギー設備大手の独シーメンス・エナジーは5日、同国 南東部のニュルンベルクにある変成器工場で拡張工事の定礎式 を行った。送電網向け大型変成器の需要が世界的に拡大してい ることを受けたもの。2028年の操業開始を予定している。
約2億2,000万ユーロを投資し、生産能力を50%引き上げる。 投資額のうち最大2,000万ユーロを地元バイエルン州の補助金 で賄う。
変成器は電圧を調整するため、電力網のほとんどの結節点 で使用されている。洋上風力発電や国際送電プロジェクトの 増加を背景に需要が増えている。