ボッシュが25億ユーロのコスト削減へ

 IoT大手の独ボッシュが主力の自動車部品部門で2030年までに年コストを25億ユーロ圧縮する意向だ。自動車市場の低迷が続いていることを受けた措置。同部門を統括するマルクス・ハイン取締役などが地元紙『シュツットガルター・ツァイトゥング』に明らかにしたもので、人員整理は避けられないとしている。年内にも正式決定を下す。

 同社は昨年の春と秋に人員削減計画をそれぞれ発表した。自動車部品部門を主な対象とするもので、削減規模は合わせて1万2,500人に上る。新たに何人程度の整理を考えているかは明らかにしていない。

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