トヨタがボルトの独事業向けに車両供給

 トヨタ自動車の独子会社トヨタ・ドイチュラントは29日、エストニアの配車サービス大手であるボルトのドイツ事業向けに車両を供給すると発表した。ハイブリッド車400台を10月末までにリースで提供する。ボルトはドイツを皮切りに他の欧州市場でもトヨタのハイブリッド車を採用していく考えだ。

 「ヤリス」350台、「ヤリス・クロス」50台の供給を受ける。これにより、ドイツで運用するフリートの二酸化炭素(CO2)排出量は約35%削減される見通しだ。同社の役員は「トヨタをパートナーとして得ることで、大幅に環境に優しいドライバー体験を利用者に提供できるようになる〜快適性を損なわずに」と述べた。

 車両のメンテナンスと修理はトヨタのネットワークを利用して行う。これにより、フリートの運用効率が高まると見込んでいる。

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