機械業界の新規受注3カ月ぶりに増加

 ドイツ機械工業連盟(VDMA)が2日に発表した独業界の10月の新規受注高は物価調整後の実質で前年同月を4%上回った。増加は3カ月ぶり。比較対象の2024年10月は水準が極めて低かったという事情があり、受注状況は依然として厳しい。

 新規受注を地域別でみると、国内が横ばいだったのに対し、国外は6%増えた。国外はユーロ圏外が9%増加。ユーロ圏(ドイツを除く)は変動がなかった。

 特殊要因による統計のブレが小さい3カ月単位の比較でみると、8〜10月は前年同期を実質6%下回った。国内が3%、ユーロ圏が2%、ユーロ圏外が10%の幅で減少した。

 1〜10月も前年同期を実質1%下回った。

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