BASFが本社工場で雇用協定

 化学大手の独BASFは15日、本社所在地ルートヴィヒスハーフェンの統合生産拠点を対象とする新協定を従業員代表の事業所委員会と締結したと発表した。欧州の化学産業を取り巻く厳しい環境のなかで競争力を高め、雇用を維持する狙い。
 来年1月から2028年末までの3年間、雇用を保証する。収益力目標を達成した場合は期間を自動的に2年、延長する。
 同拠点の近代化や拡張、トランスフォーメーションには基本的に年およそ20億ユーロを投資する計画だ。投資額は15億ユーロを下回らない。

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