卸売物価12カ月連続上昇、11月は+1.5%に

 ドイツ連邦統計局が15日に発表した11月の卸売物価指数(2021年=100)は117.9となり、前年同月を1.5%上回った。上昇は12カ月連続。
 全体を最も強く押し上げたのはこれまでに引き続き食料品・嗜好品・飲料・たばこ製品で、3.2%上昇した。上げ幅は特にコーヒー・茶・カカオ・香辛料で大きく、21.9%を記録。砂糖・甘味菓子・パン・焼き菓子類(12.3%)、食肉・肉製品(7.3%)、動物(4.8%)も大幅に上がった。食品以外では非鉄金属鉱石・金属が28.1%と大きかった。
 古材・残材は6.5%低下.穀物・葉たばこ・種子・飼料(−5.9%)も前年同月を下回った。
 卸売物価は前月比ではプラス0.3%となり、3カ月連続で上昇した。

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