ヘンケルが粘着テープメーカー買収 環境負荷の小さい製品を拡充

化学大手の独ヘンケルは16日、スイスの粘着テープメーカーATPアドヒーシブ・システムズを投資会社アーセナル・キャピタル・パートナーズから買収することで合意したと発表した。粘着製品のポートフォリオを拡充する狙い。取引金額は明らかにしていない。
 ATPアドヒーシブは水性粘着テープの有力メーカー。90%以上の製品で水ベースの技術を用いていることからカーボンフットプリントが低い。従来型の粘着テープに比べ有害な揮発性有機化合物(VOC)も少ない。自動車、電子機器、医療、建設、グラフィック向けに製品を供給している。欧州と北米に拠点があり、雇用規模は約700人に上る。2025年の売上高は約2億7,000万ユーロ(暫定)だった。

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