ドイツマルチメディア業界の動き

ドイツテレコム、第5世代通信網を整備・拡充へ

独電気通信大手のドイツテレコムはこのほど、第5世代移動体通信(5G)向けのネットワークを整備・拡充すると初めて公式に表明した。すべての国民に100メガバイト/秒の高速通信サービスを提供するのが狙い。 同社のティム・ヘット […]

アウディ―プレス部品の品質検査に機械学習活用へ―

自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は15日、高級車子会社アウディがプレス部品の品質検査に人工知能(AI)の一種である機械学習(ML)を導入する方針だと発表した。これまで人手と時間をかけていた作業をMLに任せることで、検

ボッシュ―中国IoTサービスで華為技術と協業―

自動車部品・ハイテク大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は10日、中国の通信機器大手・華為技術(ファーウェイ)と協業すると発表した。クラウドをベースとするボッシュのIoTサービスを華為のプラットホームを通して中国で提供し

独製造業へのサイバー攻撃強まる、対策に改善の余地

独メーカーを標的とするサイバー攻撃は年々、強まっているもようだ。従業員10人以上のメーカー503社を対象に情報通信業界連盟(Bitkom)が実施たアンケート調査によると、「サイバー攻撃が過去2年間で増えた」との回答は84

ワイヤーカード―アプリサービス拡大へ―

決済サービス大手の独ワイヤーカードが同社アプリ「ブーン(Boon)」の機能を拡大する。マルクス・ブラウン社長が4日明らかにしたもので、同アプリを中心にデジタル金融のエコシステムを構築する方針だ。 ワイヤーカードは他の金融

交差点での事故防止へ、VWとシーメンスがV2Xの公道試験実施

自動車大手の独フォルクスワーゲン(WW)は4日、交差点での事故防止に向けた車車間・路車間通信(V2X)の公道試験を電機大手のシーメンスと共同で実施すると発表した。運転手と車載センサーの死角に入った歩行者や自転車の情報を道

シンプルシュアランス―東京海上などから資金調達―

インシュアテック(IT技術を活用した保険分野のサービス)の有力企業である独シンプルシュアランス(SISU)に東京海上ホールディングスなどが資本参加する。SISUは東京海上と協業して日本・アジア市場を開拓していく考えだ。

N26―英市場に参入―

モバイルバンキングサービスを手がける独新興企業N26(ベルリン)は4日、英国事業を開始した。同社はすでに欧州17カ国で事業を展開しており、英国は18カ国目となる。ファレンティン・シュタルフ社長はロイター通信に「わが社はグ

ポルシェ―ヘッドアップディスプレーの新興企業に出資―

フォルクスワーゲン(VW)の高級車子会社ポルシェ(シュツットガルト)は18日、拡張現実機能を搭載したヘッドアップディスプレーの開発・製造を手がけるスイスの新興企業ウェイレイ(WayRay)に戦略出資すると発表した。ウェイ

BMW―ダイムラーとの移動サービス合弁、本社はベルリンに―

独高級車大手のBMWとダイムラーは20日、両社が設立予定の移動サービス合弁会社の本社をベルリンに設置する方針を明らかにした。ベルリンにはIT関連のスタートアップ企業が多く、創造的な環境が整っていることから白羽の矢を立てた

ダイムラー―工場内ライドシェアでBASFと協業―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は20日、バン部門のメルセデスベンツ・バンが化学大手のBASFとオンデマンド・ライドシェアの分野で協業すると発表した。BASFのルートヴィヒスハーフェン本社工場で移動手段として

トレイトン

フォルクスワーゲン(VW)の商用車子会社トレイトンは18日、米ソフト会社ソレラ・ホールディングスと戦略パートナーシップを締結したと発表した。物流・運送業界向けに通信技術を活用したデジタルソリューションを提供する考え。アン

ダイムラー―VWの中古車ポータルに出資―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は13日、競合フォルクスワーゲン(VW)グループの中古車仲介サイト「ヘイカー(HeyCar)」に20%出資すると発表した。中古車を仲介サイトで購入するとともに関連の金融サービス

ドイツ鉄道―ライドシェアのGHTを買収―

ドイツ鉄道(DB、ベルリン)は5日、ライドシェアリングの新興企業であるGHTモビリティの過半数資本を取得し傘下に収めると発表した。鉄道を補完するモビリティサービスを提供し、乗客がドアツードアで移動サービスを受けられるよう

フォルクスワーゲン―自動運転ソフト会社に出資―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は8月29日、ソフトウエア開発の独スタートアップ企業FDテックの少数株主持分を取得すると発表した。自動運転分野のコンピテンスを強化する狙い。出資額や出資比率は明ら

ダイムラー―移動サービスの顧客数が1年で64%増加―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は8月29日、アプリを用いたデジタル移動サービス事業の顧客数が7月末時点で2440万人となり、前年同日に比べ64%増加したと発表した。同期間中の予約件数は9,530万件で、同じ

ミュンヘン再保険―産業IoTスタートアップを買収―

ミュンヘン再保険は4日、産業IoT分野のスタートアップ企業である独リレール(Relayr)への出資比率を現在の約15%から引き上げ完全買収することで合意したと発表した。リレールの技術とミュンヘン再保険が持つリスク管理など

家電のスマートスピーカー操作がIFAの最大テーマに

欧州最大の家電見本市IFAが8月31日、ベルリンで開幕した。今年はこれまでに引き続き家電のスマート(IoT)化に大きな関心が集まるなかで、家電各社はスマートスピーカーを通して操作できる製品を発表した。 スマートスピーカー

ドイツ銀行―モバイル決済のスタートアップに出資―

独銀最大手のドイツ銀行(フランクフルト)は23日、モバイル決済分野の有力スタートアップ企業である米モード・ペイメンツ(Modo Payments)に資本参加したと発表した。決済事業を強化する考え。出資額や出資比率など取引

ボッシュ―自動運転用地図の米スタートアップに出資―

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は14日、自動運転用デジタル地図の米スタートアップ企業ディープ・マップにベンチャー投資子会社ロバート・ボッシュ・ベンチャー・キャピタル(RBVC)を通して資本参加したと発表し

シーメンス―アプリ開発加速技術のメンディックス買収―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は1日、「ローコード開発プラットホーム」のパイオニア企業である米メンディックスを買収すると発表した。産業IoT事業を強化する考え。買収金額は6億ユーロ。10~12月の買収手続き完了を見

シェフラー―合弁設立で自動運転分野の技術獲得へ―

ベアリング大手の独シェフラー(ヘアツォーゲンアウラハ)は6日、ドライブ・バイ・ワイヤー技術の有力企業である独パラバン(Paravan)と合弁会社を設立することで基本合意したと発表した。自動運転に関連する分野で技術を獲得す

コンチネンタル―AI分野でカリフォルニア大と提携―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は7月30日、人工知能(AI)の研究開発で米カリフォルニア大学のAI研究グループ「バークレー・ディープドライブ(BDD)」と提携合意したと発表した。同社が世界的に展開する自動

BASF―3Dプリントのマテリアライズに出資―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は19日、3Dプリンター用ソフトの有力企業であるベルギーのマテリアライズに2,500万ドルを出資すると発表した。両社の協力関係を強化して3Dプリントソフトと材料の開発・商品

SAP―18年予測引き上げ、クラウド好調で―

ソフトウエア大手の独SAP(ヴァルドルフ)は19日の決算発表で、2018年12月期の業績見通しを引き上げた。クラウド事業が好調なためで、売上高(為替変動調整ベース)の予想レンジを従来の「248億~253億ユーロ」から「2

中国EC最大手2社が独市場進出へ

中国電子商取引(EC)2位の京東商城がドイツ市場に進出する。創業者の劉強東最高経営責任者(CEO)が『ハンデルスブラット(HB)』紙に明らかにしたもので、まずは年内にも事務所を構える予定だ。中国EC最大手のアリババも独市

VW子会社がハノーバーで相乗りサービス拡大

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のモビリティサービス子会社モイア(Moia、ベルリン)が、アプリを用いた新規の相乗りサービスを独北部のハノーバーで31日から開始する。同市でこれまで展開してきた試験的な相乗りサービス

シーメンス―産業IoTでアリババと協業―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は9日、中国ネット販売最大手アリババのクラウドサービス子会社アリババクラウドと産業用モノのインターネット(IIoT)分野での協業に向けて覚書を交わした。同社のIIoTプラットホーム「マ

フォルクスワーゲン―カーシェア参入、車両はすべてEV―

自動車大手フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は4日、主力ブランドVWが専用のプラットフォーム「WE」を利用したオンデマンドのモビリティサービスを立ち上げると発表した。まずはカーシェア分野でサービスを提供する。投

シーメンス―ワークプレイスアプリの新興企業買収―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は6月26日、米国のIT新興企業ビルディング・ロボティクスを完全買収すると発表した。スマートビルディング分野のソリューションを拡充する狙い。買収金額は公表しないことで合意した。 ビルデ

NTTデータ―独同業サイビットを買収―

NTTデータは6月29日、独子会社アイテリジェンスが同国のIT企業サイビット(Sybit)の発行済み株式60%を取得し買収すると発表した。欧州でSAPビジネスを拡大するとともに、グローバル企業へのサポート力を強化すること

Tシステムズ―従業員1万人削減へ―

ドイツテレコムの企業向けITサービス子会社Tシステムズ(フランクフルト)が大規模な人員整理に踏み切る。競争激化を背景に顧客の減少に歯止めがかからないためで、2020年末までに全世界の従業員3万7,000人のうち1万人を削

NTTデータ―独IT企業を買収―

NTTデータは26日、英子会社NTTデータEMEAを通じて、独IT企業ジーニアス・ディーエムエス(gen-ius dms)を完全買収することで合意したと発表した。自動車業界向け事業を強化する狙い。買収金額は明らかにしてい

スマホ決済グーグルペイが独でスタート

米グーグルのスマホ決済サービス「グーグルペイ」が26日、ドイツでスタートした。NFC(近接場型の無線通信)対応のスマートフォンを持つ消費者は実店舗とネットショップで利用できる。競合アップルのスマホ決済サービス「アップルペ

コンチネンタル―人工知能で研究機関と協業―

自動車部品大手のコンチネンタル(ハノーバー)は20日、独人工知能研究センター(DFKI)と協業合意したと発表した。同社内の事業プロセスと自動運転分野で人工知能(AI)を活用することが狙い。 DFKIのカイザースラオターン

日立ソリューションズ―独同業を買収―

日立ソリューションズは13日、英子会社日立ソリューションズヨーロッパが独IT企業インプレクシスを完全買収すると発表した。欧州事業を強化する考え。買収金額は明らかにしていない。 インプレクシスはマイクロソフトの業務用アプリ

ホーム24―IPO実施―

家具のネット通販を手がける独ホーム24(ベルリン)は15日、フランクフルト証券取引所で新規株式公開(IPO)を果たした。初値は公開価格(23ユーロ)を24%上回る28.5ユーロ。追加売出し分(グリーンシューオプション)も

独メーカーの28%が3Dプリンター利用

独メーカーの28%が3Dプリンターを利用していることが、独情報通信業界連盟(Bitkom)の企業アンケート調査で分かった。2016年に比べると8ポイント増えており、裾野は着実に広がっている。Bitkomもアッヒム・ベルク

電通国際情報―フラウンホーファー協会と独に合弁―

電通国際情報サービス(ISID)は8日、独フラウンホーファー協会メカトロニクスデザイン技術研究所(IEM)と共同で合弁会社トゥーピラーズを独西部のパーダーボルンに設立したと発表した。モデルベースシステムズエンジニアリング

セルラーV2Xで交通事故削減、コンチネンタルなどが試験

自動車部品大手の独コンチネンタルは10日、車両とあらゆるものをつなぐ通信技術であるセルラーV2Xの試験を英電気通信大手ボーダフォンと共同実施すると発表した。交通事故の削減と渋滞緩和を実現する狙い。第5世代通信方式(5G)

ネッツ―同業コンカルディスと合併―

デンマークの決済サービス大手ネッツ(バレルプ)と独同業コンカルディスは4日、合併合意したと発表した。スマホ決済などデジタル化の進展を背景に欧州の決済業界では再編が活発化していることから、事業規模と地域、サービスの幅を拡大

ドイツ取引所

フランクフルト証券取引所を運営するドイツ取引所は5月30日、米ゲイン・キャピタル・ホールディングから外国為替証拠金取引(FX)の取引プラットフォーム事業(GTX-ECN事業)を買収することで合意したと発表した。買収を通し

ゾンネン―石油大手シェルが出資、戦略協業へ―

一般世帯のソーラー発電を利用した仮想発電所を運営する独ゾンネン(ヴィルトポルツリート)は23日、石油大手の英シェルと既存の出資者から事業資金6,000万ユーロを調達したと発表した。事業の国際化に充てる考え。シェルとは戦略

シーメンス―不動産向けIoTのエンライテッド買収―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は23日、業務用不動産向けIoTシステムを手がける米スタートアップ企業エンライテッドを完全買収すると発表した。建造物のスマート管理分野でポートフォリオを拡充する考え。取引金額は公表しな

ドイツ鉄道―デマンドバスの運行を小都市で開始―

ドイツ鉄道(DB、ベルリン)は24日、各乗客の要望に応じて運行するデマンドバスのサービスを西南ドイツの小都市ヴィトリッヒで開始した。公共交通機関の密度が低い地方部で需要があるとみており、他の自治体にも拡大していく考えだ。

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