東欧市場における自動車工業界の動き

オーストリアAVL、ブダペスト近郊にR&D拠点

オーストリアのパワートレイン・エンジニアリング会社AVLがハンガリーに研究開発(R&D)拠点を開設する。シーヤールト外務貿易相が20日明らかにしたもので、投資額は125億フォリント(3,890万ユーロ)。政府が […]

ウクライナ自動車大手ボグダン、電動トラックを発表

ウクライナ自動車大手ボグダン(Bogdan)は22日、同社初の電動トラック「ERCV27」を発表した。デンマークの電動大型トラックメーカー、バンケ・エレクトロモーティブから受注して開発したもので、デンマークでの型式認証を

ベラルーシのMAZと中国企業の合弁、商用車エンジン生産開始

ベラルーシの国営商用車メーカーMAZと中国の自動車部品製造会社ウェイチャイ・パワーが設立した合弁企業「MAZウェイチャイ」はこのほど、ミンスク近郊の工業団地「グレートストーン」にエンジン工場を開設した。現地のBelTA通

シュコダ自、10月の販売7.4%減に

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社シュコダ自動車は14日、10月の販売台数が前年同月比7.4%減の9万9,400台だったと発表した。9月から導入された欧州連合(EU)の新たな排ガス・燃費基準「乗用車等の国際調和排

Nissan

日産自動車 は9日、ロシア・サンクトペテルブルクの日産テクニカルセンター・ヨーロッパ(NTCE)内に、研究施設を新設したと発表した。ロシア市場のニーズを吸い上げ、顧客の要望にマッチした車両開発や技術研究を促進するのが狙い

シュコダ自の10月販売7.4%減、2カ月連続で減少

チェコのシュコダ自動車は14日、10月の販売台数が9万9,400台となり、前年同月から7.4%減少したと発表した。販売数の減少は2カ月連続。9月に欧州連合(EU)ですべての新車に新しい燃費・排ガス試験方法(WLTP:乗用

シュコダの本社拠点、小型部品倉庫を自動化

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社シュコダは13日、生産本拠地であるムラダー・ボレスラフ工場で小型部品の自動倉庫(ASPW)を開所した。2025年までの長期事業戦略で掲げる生産デジタル化の一環で、高度な作業自動化

起亜自スロバキア工場、新型「プロシード」の生産開始

起亜自動車は15日、スロバキア北部のジリナ工場でステーションワゴン「プロシード」の新モデルの生産を開始した。3代目となる新プロシードは独フランクフルトにある起亜のデザインセンターで開発されたもので、ドア数が先代までの3つ

トヨタ、来年から新「カローラ」HVをトルコで生産

トヨタ自動車が来年1月からトルコで新「カローラ」のハイブリッド車(HV)を生産する。国内で来年1-3月期(第1四半期)に発売するほか、国外へ出荷する。現地紙『ヒュリエット』が18日に伝えた。 北西部サカリヤにある工場を訪

シュコダ自、ブルガリアかトルコに新工場

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車が、新工場の立地候補としてブルガリアとトルコを検討しているもようだ。チェコでは求人が難しいためで、16日の監査役会で最終決定される見通しだ。 VW消息筋が独経

米フォードがルーマニア工場で増員、新モデル生産に向け

米自動車大手フォード・モーターがルーマニア南部のクラヨバ工場の増強に向けて1,700人を新規雇用する。ブルガリアのウェブ紙『Money.bg』が報じたもので、同社は現地で従業員を採用するため近隣の自治体に支援を要請した模

トルコ自動車販売台数、10月は76%減

トルコ自動車工業会(OSD)が12日発表した2018年10月期の自動車販売台数は2万2,315台となり、前年同期実績を76.4%下回った。前年同期比で販売が減少したのは7カ月連続。8月(53%)、9月(67.7%)より減

ロシア新車販売、10月は8.2%増加

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)は7日、同国の2018年10月の新車(乗用車・小型商用車)販売が16万425台となり、前年同月に比べ8.2%増加したと発表した。1~10月の累計は、前年同期比14.1%増の145万7,8

トヨタ、ポーランドでHV用変速機の生産開始

トヨタ自動車は10月30日、ポーランドのヴァウブジフ工場でハイブリッド車(HV)用変速機の生産ラインが稼働したと発表した。アジア以外の拠点でHV用変速機を生産するのは初めて。欧州のHV販売が伸びていることを受けて現地生産

英JLR、ブダペストに技術エンジニアリング事務所を開設

英自動車大手ジャガー・ランドローバー(JLR)は2日、ハンガリーの首都ブダペストに技術エンジニアリング事務所を開設すると発表した。欧州のサプライ・チェーン・マネジメント(供給連鎖管理)を支援する目的で、来年初めに営業を開

ブルガリアのスーパーカーメーカー、EV生産に向けIPOを計画

ブルガリアのレーシングカーメーカー、シン・カーズ・インターナショナル・イオードは先ごろ、電気自動車(EV)の生産を行う資金を調達するため新規株式公開(IPO)の実施を計画していることを明らかにした。『ブルームバーグ』など

トルコ政府が税軽減措置を延長、自動車・家電など対象

トルコのアルバイラク財務相は10月31日、自動車や家電製品、家具類を対象とする税軽減措置を延長・拡大すると発表した。通貨リラの下落により物価が上昇し、消費が冷え込んでいることから、同措置を通じて景気の下支えを図る 家電製

高級車大手JLR、スロバキアに工場開設

英高級車メーカーのジャガーランドローバー(JLR)は25日、スロバキアのニトラに工場を開設した。同社にとって大陸欧州で初の生産拠点となる。当初はランドローバー「ディスカバリー」を生産。2年以内に次の生産モデルを決定する。

フォード、ルーマニアに欧州初の地域開発支援センター開設

米自動車大手フォードは24日、CSR(企業の社会的責任)活動の一環として展開する地域開発支援センター「フォード・リソース&エンゲージメントセンター(FREC)」をルーマニアに開設した。FRECを欧州に置くのは初めて。人材

トルコの自動車販売、今年は39%減の見通し

トルコの自動車販売協会(ODD)は17日、2018年の同国における自動車販売台数が前年比38.8%減の約60万台にとどまるとの見方を明らかにした。生産台数は5%、輸出台数は2.5%それぞれ減少する見通し。9月の乗用車・小

タリン市公共交通機関、天然ガス車両を導入

エストニアの首都タリンの公共交通機関タリンナ・リンナトランスポルディAS(TLT)はこのほど、2019年に天然ガスを燃料とするガスエンジン搭載バス100台を調達することを決定した。費用は2,500万ユーロ。TLTは天然ガ

MAN

独フォルクスワーゲン(VW)の商用車子会社MANは16日、ポーランド南部のスタラホビツェにあるバス工場を拡張すると発表した。電気バス「MANライオンズ・シティE」を2020年から量産する。投資額は1億1,800万ズロチ(

シュコダ自、1~9月期7.4%の販売増に

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社シュコダ自動車は11日、1~9月期の販売台数が前年同期比7.8%増の93万9,100台に拡大したと発表した。国別でみると、ロシアが28.2%増の5万7,500台に拡大、中国も17

VW、露カルーガ・エンジン工場の生産能力増強を検討

欧州自動車最大手の独フォルクスワーゲン(VW)が、モスクワ近郊カルーガにあるエンジン工場の生産能力を2倍に増強することを検討している。ロシア子会社のオセゴヴィッチュ社長が先ごろ、現地経済紙『ヴェドモスチ』のインタビューで

シュコダ自の9月販売16%減、WLTP対応が影響

チェコのシュコダ自動車は11日、9月の販売台数が9万4,800台となり、前年同月から16%減少したと発表した。同月に欧州連合(EU)ですべての新車に新しい燃費・排ガス試験方法(WLTP:乗用車などの国際調和排出ガス・燃費

ハンガリー乗用車登録、7-9月期は7.4%減

ハンガリー自動車輸入業者連盟(MGE)が1日発表した2018年7-9月期の国内の乗用車登録台数は8,888台となり、前年同期から7.4%減少した。1-9月期では26.5%増の10万4,617台だった。3.5トン以下の小型

印マヒンドラ、ブルガリア市場に進出

自動車大手の印マヒンドラはこのほど、ブルガリア市場に投入するSUV(スポーツタイプ多目的車)2モデルを発表した。コンパクトSUVの「KUV100」と7座席の「XUV500」で、車両本体価格はそれぞれ2万2,490レフ(約

トルコの新車販売不調が深刻化、9月は68%減

トルコ自動車販売協会(ODD)が2日発表した2018年9月の新車販売台数(乗用車・小型商用車)は2万3,028台となり、前年同月比で67.7%減少した。2ケタ減は5か月連続。下げ幅は前月の53%から大きく拡大した。通貨リ

バルト3国、国際幹線道に5G通信網を整備

エストニアとラトビア、リトアニアのバルト3国はこのほど、同地域を縦断する欧州幹線道路E67号線(通称:ヴィア・バルティカ)に第5世代(5G)通信網を整備することで合意した。新運輸システムや自動運転車の開発・試験に活用する

トルコのトファシュ、ブルサ工場で減産

トルコのコチ・グループとフィアットの合弁会社であるトファシュは9月26日、北西部ブルサ工場における10月の稼働日を9日減らすと発表した。国内市場の縮小が理由だ。トルコ自動車販売協会(ODD)によると、1-8月の販売台数は

アルバニア、車齢10年超の中古車輸入禁止へ

アルバニア政府はこのほど、車齢が10年を超える車両とEUの環境基準を満たさない車両の輸入を禁止する方針を固めた。EU平均の2倍に相当する同国の平均車齢(20年)を引き下げ、大気汚染を改善するのが狙い。予定通りに進めば来年

中興通訊、モルドバでの電気バス生産を検討

中国通信大手の中興通訊(ZTE)がモルドバでの電気バス生産を検討している。同社の代表団が9月25日、同国のパヴェル・フィリプ首相と会談した際に明らかにした。首相は建設的な交渉に向け、政府内に作業グループを立ち上げ、同社と

ロシア、自動車部品輸入関税の減免措置を撤廃

ロシアが特定企業に適用している自動車部品輸入関税の減免措置が近く撤廃される。世界貿易機関(WTO)加盟に伴い変更が求められていたもので、ロシアが加盟するユーラシア経済共同体(EAEU)がこのほど合意した。この結果、対象企

ハンガリーの工業デザイン会社、日本企業と提携

ハンガリーの工業デザイン事務所マフォーム・デザインが日本のフィアロコーポレーションと提携する。自動車ユーザーインターフェース(UI)の設計ノウハウを取り込む狙いがある。 マフォームはサムスン電子のスマートウォッチ「ギャラ

シュコダ自、データ処理センターを大幅増強

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)傘下のシュコダ自動車は19日、本社があるチェコ北部ムラダー・ボレスラフのデータ処理センターを大幅に強化すると発表した。2025年事業戦略を支えるデジタル化に向けた措置で、電気自動車(

中国JACとMAZの合弁生産、年内にスタート

中国自動車大手の安徽江淮汽車集団(JAC)が大型トラック・バスの製造を手がけるベラルーシのミンスク自動車工場(MAZ)と提携し、年内にも同国で小型商用車の生産を開始する。MAZ傘下の機械・建設用金属構造材メーカー、ブレス

シュコダ自の8月出荷台数9万1,800台、前年同月比6.6%増

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車が13日発表した8月の出荷台数は9万1,800台となり、前年同月から6.6%増加した。中国とロシアで大きく伸びたことに支えられ 8月の販売としては最高記録を更

ロシア新車販売、8月は11.0%増加

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)は6日、同国の2018年8月の新車(乗用車・小型商用車)販売が14万7,388台となり、前年同月に比べ11.0%増加したと発表した。1~8月の累計は前年同期比16.2%増の114万61台

西CAF、ポーランドバス製造大手の買収完了

スペイン鉄道車両製造大手のCAFグループは5日、ポーランドのバス製造大手ソラリスの買収手続きが完了したと発表した。ソラリスの資本の100%を取得した。なお、CAFグループは、ポーランド開発基金(PFR)が将来においてソラ

ハンガリー乗用車登録、8月は45%増

ハンガリーの8月の乗用車登録台数は1万2,931台となり、前年同月から45%の大幅増を記録した。1-8月期では前年同期比31%増の9万5,730台だった。ブランド別ではスズキが販売台数トップ(1万3,727台)で、フォー

ロシア商用車GAZ、アゼルバイジャンで生産開始

ロシア商用車最大手のGAZとアゼルバイジャン同業のアゼルマシ(Azermash)はこのほど、アゼルバイジャンで商用車とバスを組み立てる合弁事業を手がけることで合意した。GAZブランドの商用車と、「LiAZ」「ベクトル・ネ

ベラルーシとウズベキスタン、合弁設立などで協力

ベラルーシ企業がウズベキスタンに医薬品と医療器具を生産する合弁会社を設立する。国営ウズベキスタン通信が先ごろ、ベラルーシのマリニッチ駐ウズベキスタン大使の談話として報じた。今年7月にベラルーシの保健省関係者が、国営製薬企

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