欧州企業のアジア動向

ポーランドとインドネシアの両外相、観光事業などについて会談

ポーランドのチャプトビチ外務相は11月26日、訪問先のインドネシア・ジャカルタで同国のマルスディ外務相と会談を行い、政治や経済など幅広い分野に関し議論を行った。ポーランド外務省の発表によると、特に研究開発及び観光分野での […]

仏PSAと印ビルラ合弁の駆動部品工場、インド南部で開所

仏自動車大手PSAグループとインド財閥CKビルラ・グループは11月22日、インド南部のタミルナド州ホスールでパワートレインの部品工場を開所したと発表した。投資額は約7,300万ユーロで、約800人の直接雇用を創出する。製

西ゲスタンプ、天津に合弁工場開所

スペイン自動車部品大手のゲスタンプは11月15日、中国の金属部品大手、北京海納川汽車部件(BHAP)と合弁で天津に新工場を開設したと発表した。投資額は5,000万ユーロ強。北京、天津、河北地域に拠点を持つダイムラーと現代

チェコ企業に中国から撤退の動き、人件費や光熱費上昇が理由

チェコ企業が中国から撤退する動きを見せている。国営『ラジオプラハ』によると、複数のチェコ企業が中国国内の人件費やエネルギーコストの上昇を理由に同国から撤退したり、撤退を計画している模様だ。多くの企業がチェコ国内への工場移

べバスト―電池分野で中国企業と戦略協業―

自動車部品大手の独ベバスト(シュトックドルフ)は27日、中国のリチウムイオン電池メーカー万向A123と戦略協業合意したと発表した。電池分野で長期的に協働していく考え。第一弾として、ベバストが中国で販売する商用車用標準電池

アリアンツ―完全傘下の持ち株会社を中国に設立―

保険大手の独アリアンツ(ミュンヘン)は25日、中国に100%傘下の持ち株会社を設立する計画が中国銀行保険監督管理委員会(CBIRC)から承認されたと発表した。外資が完全傘下の保険持ち株会社を同国に設立するのは初めて。持ち

不振の中国市場で独高級車好調

需要減が続く中国の乗用車市場で、独メーカーの高級車が堅調を保っている。高級車では需要が落ちていないほか、中国の対米関税引き上げの影響を独高級車メーカーは自力で緩和しているもようだ。日刊紙『ヴェルト』が報じた。 中国の乗用

フォルクスワーゲン―車の電動・IoT化に巨額投資―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)グループ(ヴォルフスブルク)は16日の監査役会で、電動車、自動運転、情報通信技術を活用したモビリティサービス、車両と工場のデジタル化に2019~23年の5年間で総額440億ユーロ(

ダイムラー―北京に新R&Dセンター設置―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は14日、北京に「中国R&Dテックセンター」を新設すると発表した。同社はすでに同市に研究開発(R&D)拠点を持っており、新拠点は2カ所目。ダイムラーは中国で

コンチネンタル―シンガポールで自動運転開発―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は15日、シンガポール向けの自動運転技術開発を仏スタートアップ企業イージーマイルと共同で行うと発表した。イージーマイルのソフトウエアを搭載したコンチネンタルのロボットタクシー

中国・田湾原発7号機、2021年に着工=ロスアトム

ロシア原子力公社(ロスアトム)はこのほど、2021年末までに中国・田湾原子力発電所の7号機の建設を開始する予定を明らかにした。今月6日に中国核工業集団(CNNC)から同原発の第7、第8号機の建設を正式に受注したのを受けた

ハイデルベルガー―生産を中国に部分移管―

印刷機械大手の独ハイデルベルガー・ドルックマシーネンは8日の決算発表で、生産事業の一部をドイツから中国に移管することを明らかにした。これに伴いハイデルベルク南部のヴィースロッホにある本社工場の人員を削減する。従業員の整理

ボルボが百度とEV自動運転車開発で提携、中国向け量産を目指す

スウェーデン乗用車大手のボルボ・カーズは1日、中国の検索エンジン大手・百度(バイドゥ)と完全自動運転車の電気自動車(EV)モデルを共同開発することで合意したと発表した。両社の知見を持ち寄り、世界最大の自動車市場である中国

フォルクスワーゲン―中国の自動運転企業連合アポロに参加―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は2日、中国のIT大手百度を中心とする自動運転の開発連合「アポロ」に参加すると発表した。自動運転車の開発を中国現地で加速する狙い。百度とは同分野の共同プロジェクト

ダイムラー―吉利と配車合弁設立へ―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は24日、ライドヘイリング(配車サービス)の合弁会社を筆頭株主の浙江吉利控股集団と共同設立することで基本合意したと発表した。吉利の強い要請を受けて、両社は協業の可能性を模索。高

BASF―中国石油化工との協業拡大へ―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は29日、中国石油化工(シノペック)との協業を拡大することで基本合意したと発表した。スチームを利用してナフサを化学基礎原料に分解する工場「スチームクラッカー」を新設するほか

英ダイソンがシンガポールにEV工場、21年に生産開始へ

英家電メーカーのダイソンは23日、シンガポールに電気自動車(EV)の生産拠点を建設すると発表した。中国をはじめとするアジアの有力市場やサプライチェーンへのアクセスが良好なことや、高度な専門知識を持つ技術者や熟練労働者を確

フォルクスワーゲン―上海に新工場、20年からMEB車生産へ―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)グループ(ヴォルフスブルク)は19日、中国合弁の上海大衆が本社所在地の上海市安亭鎮で新工場の鍬入れ式を行ったと発表した。VWのEV専用プラットホーム「MEB」を用いた車両を生産する

ドイツ―中国合弁から撤退―

エンジン大手の独ドイツ(ケルン)は22日、中国自動車大手・第一汽車(FAW)との合弁ドイツ大連(Deutz Dalian)から資本を引き揚げたと発表した。同合弁の業績不振を受けた措置。ドイツは中国事業を仕切り直すために、

コンチネンタル

自動車部品大手の独コンチネンタルは18日、中国の青島中徳生態園(Sino-German Ecopark Qingdao)に建設した自動車用ホース工場の開所式を行った。微粒子フィルターホースや新冷媒「HFO-1234yf」

リトアニアの航空機整備会社、中国に進出

リトアニアの航空機整備会社FLテクニックスはこのほど、香港を拠点とする航空機リース会社、中国飛機租賃有限公司(CALC)及びその子会社と合弁会社を設立し、中国本土での航空機整備事業に参入することで合意したことを明らかにし

BMW―中国合弁への出資比率拡大で合意―

高級車大手のBMW(ミュンヘン)は11日、華晨中国汽車(ブリリアンス)との合弁契約を22年延長して2040年までとするとともに、同合弁への出資比率を従来の50%から75%に引き上げることで合意したと発表した。合弁設立15

ボッシュ―中国IoTサービスで華為技術と協業―

自動車部品・ハイテク大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は10日、中国の通信機器大手・華為技術(ファーウェイ)と協業すると発表した。クラウドをベースとするボッシュのIoTサービスを華為のプラットホームを通して中国で提供し

シンプルシュアランス―東京海上などから資金調達―

インシュアテック(IT技術を活用した保険分野のサービス)の有力企業である独シンプルシュアランス(SISU)に東京海上ホールディングスなどが資本参加する。SISUは東京海上と協業して日本・アジア市場を開拓していく考えだ。

ベフェサ―電炉ダストのリサイクル施設を中国に建設―

金属スクラップ産業向けに環境サービスを提供する独ベフェサ(ラーティンゲン)は9月24日、中国の常州に電炉ダストのリサイクル施設を建設すると発表した。同国が環境保護を強化していることから、十分な量の需要を確保できると判断し

シーメンス―イラクの電力インフラ受注に向け交渉―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)がイラクの電力インフラ再建に向けた受注活動を積極的に展開している。競合の米ゼネラル・エレクトリック(GE)も受注獲得を狙っていることから、ドイツ政府はシーメンスを後押し。23日にはシー

北朝鮮市場開拓に独経済界が意欲

朝鮮半島で南北融和の機運が高まっていることを受けてドイツの経済界が北朝鮮市場の開拓に意欲をみせだしている。独商工会議所連合会(DIHK)のフォルカー・トライヤー貿易部長は韓国の文在寅大統領と北朝鮮の金正恩委員長の第3回首

フォルクスワーゲン―天津に新工場開設―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は14日、中国合弁の一汽大衆(FAW VW)が天津の完成車工場を8月末に開所したと発表した。一汽大衆が今年、同国に開設した工場はこれで4カ所目。需要の拡大が見込ま

ビットディフェンダー、豪SMSイーテックを買収

ルーマニアのITセキュリティ会社ビットディフェンダーが、豪販売代理店のSMSイーテックを買収し、豪州・ニュージーランド事業を強化する。昨年の仏プロフィル・テクノロジー取得に続くもので、法人市場開拓を本格化する。取引額は明

ガスプロム、ベトナム石油ガス公社との提携強化

ロシア国営で天然ガス世界最大手のガスプロムは6日、ベトナム石油ガス公社(ペトロベトナム)及びベトナム・クアンチ省と提携覚書に調印した。従来の提携を拡大する内容で、ガス火力発電所建設やガス田の追加探査実施に取り組む。 火力

シーメンス―温室ガス不使用のGISを韓社と共同開発へ―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は8月30日、温室効果ガスである六フッ化硫黄(SF6)を用いないガス絶縁開閉装置(GIS)を共同開発することで、韓国の電機大手イルジン・エレクトリックと合意したと発表した。環境に優しい

ハイマー―中国でキャンピングカー合弁生産へ―

独キャンピングカー大手のハイマー(バート・ヴァルトゼー)は24日、中国への生産進出計画を発表した。キャンプ需要が同国で急速に拡大しているためで、現地企業Loncenと合弁会社を設立。年内にも業務を開始する。 中国ではキャ

エボニック―中国企業と合弁、乾式シリカ生産へ―

化学大手の独エボニック(エッセン)は20日、中国同業の浙江新安化工集団と合弁会社を設立することで合意したと発表した。シリコンや接着剤、シーリング材、塗料などの需要拡大を受けて原料となる乾式シリカを生産する。 新会社エボニ

露商用車大手カマズ、インドネシアに販社設立

ロシア商用車大手カマズ(Kamaz)は15日、インドネシアのジャカルタに100%子会社PTカマズ・トラック・インドネシアを設立したと発表した。カマズの主力モデルを現地販売する。ジャワ、スマトラ、カリマンタン各島にサービス

PKPカーゴが鄭州市と提携、一帯一路の物流拠点整備で

ポーランド国鉄の物流子会社PKPカーゴはこのほど、中国・鄭州市と提携覚書を交わしたと発表した。ポーランド東部のマワセヴィツェ物流センターを中国とEUを結ぶ貨物輸送ハブとして積極的に活用することを目指す。鄭州市は中国が提唱

家具大手イケアがインド進出、ハイデラバードの1号店が開業

家具製造・販売大手のイケア(スウェーデン)は9日、インド1号店となるハイデラバード店が開業した。これを皮切りに急成長が見込めるインド市場の開拓を進め、2025年までに25店を開設する計画だ。 インド南部ハイデラバードの1

ダイムラー―中国でスマートEV生産か―

高級車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)が超小型車ブランド「スマート」の電気自動車(EV)モデルを中国で合弁生産する方向で交渉しているもようだ。ブルームバーグ通信が消息筋の情報として報じたもので、現地提携先である北京

ダイムラー―イラン事業凍結、米制裁の再開受け―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)がイラン事業を凍結した。米国のイラン制裁再開を踏まえた措置。制裁を無視して同国事業を継続すると同社も制裁を受ける懸念があることから、凍結を余儀なくされた格好だ。ダイムラーは「政

ヴィンタースハル―イランから撤退―

独化学大手BASFの石油・天然ガス子会社ヴィンタースハル(カッセル)は2日、イラン国有石油会社(NIOC)との共同投資計画を凍結すると発表した。米トランプ政権がイラン制裁の再開方針を打ち出していることを受けた措置。テヘラ

ハイネケン、中国ビール最大手と資本提携

中国ビール最大手の華潤ビールは3日、オランダの同業ハイネケンと資本業務提携すると発表した。ハイネケンは中国のビール市場で出荷量ベースのシェアが0.5%と苦戦を強いられているが、華潤との提携を足がかりに競争の激しい同国で事

ダイムラー―自動運転分野などで百度との提携深化―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は7月25日、中国の検索エンジン大手・百度(バイドゥ)との戦略提携関係を深化させることで基本合意したと発表した。百度を中心とする自動運転の開発連合「アポロ」の枠内で共同プロジェ

BMW―中国販売価格を引き上げ―

自動車大手の独BMW(ミュンヘン)は7月30日、一部車両の中国販売価格を引き上げた。中国政府が米国の保護主義政策への対抗策として米国製自動車の輸入関税率を引き上げたことから、同社は米工場から中国に輸出するSUVの値上げへ

コメルツ銀行―一帯一路支援で中国最大手銀と合意―

独銀2位のコメルツ銀行(フランクフルト)は19日、中国政府が提唱する広域経済圏構想「一帯一路(BRI)」の支援に向けて中国最大手銀の中国工商銀行(ICBC)と枠組み契約を締結したと発表した。総額50億ドル規模のBRI関連

BMW

高級車大手のBMWが中国のリチウムイオン電池大手、寧徳時代新能源科技(CATL)に間接出資する見通しだ。CATLのプレスリリースによると、CATLが国内外で株式を売り出した場合、BMWの中国合弁BMWブリリアンス・オート

シーメンス―ガスタービン開発で中国企業を支援―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は9日、中国の国有電力会社、国家電力投資集団公司(SPIC)と技術協業の覚書に調印した。SPICの大型ガスタービン研究・開発などを支援する。大型ガスタービンの世界需要が大幅に縮小してい

シュコダ自の上期販売数65万2700台、過去最高を更新

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は16日、2018年上半期の販売台数が前年同期比11.6%増の65万2,700台となり、上半期として過去最高を記録したと発表した。6月単月でも10.

上部へスクロール