独メルク、7~9月は大幅増益

独製薬・化学大手のメルク(ダルムシュタット)が12日発表した2015年7~9月期(第3四半期)の最終利益は3億6,400万ユーロとなり、前年同期から46.3%増加した。製薬、ライフサイエンス、液晶の3部門すべてで増益を確保。特にライフサイエンスと液晶が好調だった。

売上高は6.8%増の31億2,050万ユーロに拡大した。中国事業が特に好調で、売上成長の約80%をアジア・太平洋事業が占めた。申年(16年)生まれの子供は運が強いとされることから、妊娠促進薬の需要が同国で急増したという。

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