2015/11/9

東欧・ロシア・その他

ハンガリー製薬リヒター、1~9月期は大幅増益

この記事の要約

ハンガリー製薬最大手のゲデオン・リヒターが5日発表した2015年1~9月期決算の営業利益(EBITDA)は758億7,100万フォリント(約2億4,130万ユーロ)となり、前年同期比で54.9%増加した。カリプラジンなど […]

ハンガリー製薬最大手のゲデオン・リヒターが5日発表した2015年1~9月期決算の営業利益(EBITDA)は758億7,100万フォリント(約2億4,130万ユーロ)となり、前年同期比で54.9%増加した。カリプラジンなど新薬開発用化合物のマイルストーン収入が大きく寄与した。売上高は4.9%増の2,765億5,200万フォリントだった。

市場別にみると、リヒターの最大市場である欧州連合(EU)が前年同期比8.7%増の1,090億フォリント、急成長市場の中国が同58.1%増の159億4,000万フォリント、米国が18.1%増の127億4,900万フォリントと好調だった。一方、ウクライナは52.3%減の59億1,300万フォリントに落ち込んだ。

カリプラジンは米国では統合失調症などの治療薬「Vraylar」として9月に米食品医薬品局(FDA)の承認を受けており、来年3月までに販売開始する予定だ。欧州では来年3月までに認可を申請し、手続きが順調にいけば17年1~3月期にも販売を開始できる見込み。日本でも提携先の田辺三菱製薬が来年10~12月期に認可を申請する見通しだ。