PSA、モロッコにオープンラボ設立

仏自動車大手のPSAプジョーシ・シトロエン(PSA)は1月25日、モロッコの5大学およびモロッコにキャンパスを持つ米系2大学など同国に拠点を置く計9大学・機関研究と開発ネットワーク「オープンラボ」をモロッコに開設する計画について合意した。

「アフリカのための持続可能なモビリティー」と名付けられた同プロジェクトでは4年の期間で、◇未来の電動自動車◇再生可能エネルギー◇未来のロジスティクス――の3点に重点を置いて持続可能なモビリティーシステムの研究に取り組む。

PSAは、個人から法人、大学・研究機関まで幅広い分野で協力関係を構築するオープンイノベーション戦略を実施している。その一環として、「未来の自動車」が直面する社会、環境、経済的課題により効果的に対応するため世界的なオープンラボネットワークの構築を進めている。科学者とエンジニアの交流プログラム「StelLab」もこのような取り組みの一環に位置付けられる。

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