独化学大手のBASFは1月28日、2015年の欧州新車市場のカラー別統計レポートを発表した。これによると、全体で最も多かったのはホワイトで全体の30%を占めた。ホワイトは2007年から増加傾向にあるという。ホワイトに黒、グレー、シルバーも加えた非カラフル色は、全体の78%を占めた。また、小型車では、カラフル色が増えているのに対し、大型モデルではメタリックおよびパールの効果塗装の割合が高い傾向が観察された。
ホワイト、黒、グレー、シルバーを除いたカラフル色に限定すると、青が39%で最も多く、赤(27%)、ブラウン(17%)が続いた。ブラウンは特にSUVに多く、赤は小型車や中型車に多かった。
メタリックおよびパールの効果塗装は全体の71%、メタリック、パールのような光輝性粒子が含まれていないソリッド塗装は全体の29%を占めた。ホワイト、黒、グレー、シルバーの非カラフル色では、メタリックとパールの効果塗装が多いという。セグメント別では、小型車でソリッド塗装の割合が33%と最も高かった。