スペイン大手銀BBVA、10~12月期は黒字

スペイン2位銀行のバンコ・ビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア(BBVA)が3日発表した2015年10~12月期(第4四半期)決算は、最終損益が9億4,000万ユーロの黒字となり、黒字幅は前年同期から36%増加した。

前期は出資を拡大したトルコ子会社ガランティ銀行の統合に絡むコストが膨らんで11億ユーロの赤字だったが、同行の利益貢献、貸倒引当金の縮小などで収益が拡大した。

12月通期の純利益は前期比0.9%増の26億ユーロ。7~9月期の赤字が響き、ほぼ横ばいにとどまった。

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