レーベ―ガソリンスタンド大手とのコンビニ提携を本格化―

独スーパー大手のレーベ(ケルン)は2日、ガソリンスタンド大手アラールと共同展開してきたコンビニエンスストア事業を本格化すると発表した。パイロットプロジェクトで成果が得られたためで、共同展開するコンビニの店舗数を大幅に拡大していく。

両社は2014年3月、アラールの直営スタンド10カ所にコンビニエンスストア「REWE ToGo」を設置するパイロットプロジェクトを立ち上げた。商品の取扱点数は1,200点で、ガソリンスタンドに併設された通常のコンビニよりも多いうえ、すしやサラダ、カット済み野菜、サンドイッチなども用意。時間に追われる消費者が給油ついでに食料品を購入できるようにした。

この結果、すべての取扱商品分野で売り上げが大きく伸びたため、REWE ToGoの設置スタンド数を大幅に拡大することにした。年内に50カ所を新規開設。来年はさらに200カ所を追加する計画だ。将来的には1,000店舗体制を視野に入れている。

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