BMW、南アフリカでソーラーポートのパイロットプロジェクト実施

独高級車大手のBMWは南アフリカで、太陽光発電を使って電気駆動車を充電するシステムを実証試験するためのパイロットプロジェクトを実施する。

BMW南アフリカのティム・アボット社長がこのほど、同国で2016年末までに4カ所のソーラーポートを整備する計画を明らかにした。具体的な設置場所はまだ決定していないが、ハウテン州に2カ所、ケープタウンとダーバンに1カ所ずつ設置する予定。パイロットプロジェクトでは、大手の銀行やスーパーマーケットなどと協力することを検討しているという。

アボット氏は今回のプロジェクトについて、南アフリカは世界でも日照量の多い国であり、太陽光発電の活用を検討すべきであるとの見解を示している。BMW南アフリカは2015年に電気駆動車を約250台販売した。内訳は、「i3」と「i8」が半々だった。

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