カタール航空、IAGへの出資拡大

アラブ首長国連邦(UAE)のカタール航空は17日、欧州航空大手の英ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)とスペインのイベリア航空の親会社であるインターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)への出資比率を15.01%に拡大したと発表した。

カタール航空は2015年1月、IAGの株式9.9%を取得し、筆頭株主となった。今年4月に株式を追加取得し、出資比率を約12%に引き上げたばかりだった。

EUでは域内航空会社の外資比率を最大49%に制限するルールがある。カタール航空は同日、出資拡大を発表すると同時に、今後も同上限の範囲内で株式を買い増す用意があることを明らかした。

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