育休取得の男性が増加、全体の3分の1以上に

連邦統計局が21日発表したデータによると、2014年に子供が生まれた父親のうち育児休暇手当(Elterngeld)を受給したのは34.2%で、前年を2.2ポイント上回った。育休手当を取得する男性は同08年が20.8%、10年が25.3%と年を追うごとに拡大しており、「イクメン」パパが増えていることがうかがわれる。ただ、女性(14年:96%)に比べると取得率は依然として大幅に低い。

男性の取得率が最も高い州は東部のザクセンで、44.2%に上った。これに南部のバイエルン(41.7%)、東部のテューリンゲン(40.5%)が続く。

最低は西南部のザールラントで、23.0%とザクセンの約半分にとどまった。ブレーメンは26.1%で2番目に少なく、デュッセルドルフを州都とするノルトライン・ヴェストファーレン(26.8%)がこれに続いた。

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