シュタイゲンベルガー―インド進出―

独ホテル大手シュタイゲンベルガー(フランクフルト)がインド市場に進出する。プネート・チャトワール社長が『フランクフルター・アルゲマイネ』紙に明らかにしたもので、「シュタイゲンベルガー」を世界的なブランドに育て上げる戦略に基づく措置と位置づけている。

インドの不動産・出版大手MDBと合弁会社を設立し「MDBシュタイゲンベルガー」のブランド名でホテル事業を展開する。出資比率はMDBが51%、シュタイゲンベルガーが49%。2017年のバンガロール(客室184室)を皮切りに計20カ所にホテルを開設する計画だ。

シュタイゲンベルガーは2年前、中国進出を果たした。先ごろもイランにホテルを開設することで現地観光当局と基本合意するなど、事業の国際化に向けて着実に取り組んでいる。

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