トルコの電力デベロッパーであるアクサ・エナジー(Aksa Energy)は8日、マダガスカル国営電力水道会社Jiramaと合弁で、マダガスカルに重質燃料油(HFO)火力発電所(出力120メガワット)を整備すると発表した。来年から20年契約でJiramaに最低70万メガワット時を供給する。決済通貨は米ドルで、グループの為替リスク縮小にもつながる。
合弁会社の名称はアクサフ・パワーでモーリシャスに拠点を置く。出資比率はアクサが58.35%、Jiramaが41.65%。
アクサが現地にある機械設備を提供し、Jiramaが用地、燃料調達、免許を新会社に移転する。年内に着工し来年中に電力販売を開始する。