独自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェンは5日、インド中南部のハイデラバードに技術センターを開設すると発表した。同社がインドに研究開発(R&D)拠点を設けるのは初めて。ソフトウエアとアプリケーションの開発拠点とする。同センターの開設により、ソフトウエア開発の需要拡大に対応するとともに、同社の世界的なR&Dネットワークやインドにおける現地開発能力を強化する。
インドのR&Dセンターは2017年1月に本格稼働する計画。また、同センターに勤務するエンジニアは2020年までに2,500人となる予定。
ZFは世界に約1万3,800人のエンジニアを抱えている。開発拠点は100カ所以上あり、そのうち17カ所をメインの開発拠点に位置付けている。インドでは、合弁事業も含めると19の工場と従業員1万2,000人を抱えている(物流倉庫と管理業務オフィスを除く)。