ユーロ圏の個人消費伸び悩み、設備投資は横ばい

EU統計局ユーロスタットは6日、2016年4~6月期の域内総生産(GDP)統計の詳細を発表した。ユーロ圏では輸出が大きく拡大したが、個人消費が伸び悩み、設備投資が横ばいとなり、GDP伸び率は前期の0.5%から0.3%に失速した。(表参照)

個人消費は前期比0.2%増となったが、伸び率は前期の0.6%を大きく下回った。設備投資は前期に0.4%増だったが、ゼロ成長にとどまった。一方、輸出は1.1%増加し、横ばいだった前期から復調した。

上部へスクロール