独ダイムラー、車載電池を再利用した大型蓄電施設を稼働

独自動車大手のダイムラーは13日、ドイツ西部のリューネンに電気自動車の車載充電池を再利用した大型蓄電施設を稼働させたと発表した。蓄電容量は13メガワット時で、傘下の超小型車ブランド、スマートの電気自動車「フォーツー・エレクトリック・ドライブ」の第2世代モデルに搭載したバッテリーシステム1,000個を再利用している。現在は、蓄電ユニットの一部を送電網に接続しており、年内にすべての蓄電ユニットを接続できる見通しを示している。

今回のプロジェクトには、充電機器の販売・設置サービス会社のザ・モビリティ・ハウス、電力会社のゲテック、リサイクル会社のレモンディス(REMONDIS)が参加している。

ダイムラーは蓄電池事業では、バッテリーシステムを生産する子会社アキュモーティヴとメルセデス・ベンツブランドの定置用リチウムイオン蓄電池を開発・販売する子会社メルセデス・ベンツ・エナジーを持つ。

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