失業者数、9月は大きく減少

ドイツ連邦雇用庁(BA)が9月29日発表した同月の失業者数は260万8,000人となり、前月を7万7,000人下回った。夏季バカンスシーズンが終了したことが大きく、季節要因を加味した実質では1,000人増とやや拡大した。BAのフランク・ユルゲン・ヴァイゼ長官は「労働市場は全体的にみて依然として良好に推移している」との見方を示した。名目失業率は前月の6.1%から5.9%へと低下した。

国際労働機関(ILO)基準の8月の失業者数は180万人で、失業率は4.2%だった。

9月の求人件数は68万7,000件となり、前年同月比で8万7,000件増加。季節調整後の実質でも前月を6,000件上回った。

求人指数BA-Xは前月から2ポイント増の221へと上昇した。前年同月比の増加幅は24ポイントに上っている。

上部へスクロール