長距離路線バスが急成長、昨年は乗客数1.5倍に

ドイツ連邦統計局が7日発表した2015年の長距離路線バス利用者数は2,320万人(暫定値)となり、前年比で47%増加した。同94%増となった14年に比べると伸びが鈍化したものの、依然として需要が急速に伸びている。

伸び率が特に大きかったのは国際路線で、81%増の730万人に拡大した。国内路線は35%増の1,600万人だった。

乗客の総輸送量は73億人キロで、前年の53億人キロから38%増加した。1人当たりの平均走行距離は315キロ。乗車率は平均59%で、前年の51%から8ポイント上昇した。

鉄道とバスを合わせた長距離路線交通の利用者は昨年1億5,470万人で、長距離バスの割合は15.0%だった。前年の同10.9%、前々年の5.9%から右肩上がりで上昇している。

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