自動車部品大手の独コンチネンタルは17日、2016年12月期の売上高営業利益率(EBITベース、調整済み)を従来予測の11%から10.5%へと引き下げた。シャシー&セーフティー、パワートレイン、インテリアの3部門からなる「オートモーティブグループ」でEBIT(調整済み)が約4億8,000万ユーロ押し下げられる見通しとなったため。2004~10年にかけて供給した製品で発生した追加コストとカルテル関連の引当金、8月末の熊本地震に伴う現地サプライヤーの状況悪化、自動車業界の構造転換に伴う研究開発費の一時的な増加が利益を押し下げるとしている。