独ダイムラー、中国子会社が米プラグアンドプレイと提携

独自動車大手のダイムラーは18日、2001年に中国の北京に設立した子会社ダイムラー・グレーター・チャイナ(DGRC)がベンチャー企業を支援する米プラグアンドプレイと提携契約を締結したと発表した。新技術の研究開発を加速し、イノベーション文化を強化する狙いがある。

DGRCは、プラグアンドプレイの北京拠点内にオフィスルームを設け、新興企業との協力関係を積極化する。プラグアンドプレイは、米シリコンバレーや欧州、アジア、南米など世界各地でスタートアップ企業と投資家をつなぐ各種イベントを開催するほか、スタートアップ企業にも投資している。DGRCはこれまでも2015年にダイムラーITイノベーションラボを設立し、IT分野の研究開発を推進するなどの取り組みを実施してきた。

また、ダイムラーは2016年5月にドイツのシュツットガルトに設立したスタートアップ支援プロジェクト「スタートアップ・アウトバーン」でプラグアンドプレイと協力している。

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