インフレ率が2年来の水準まで回復、10月0.8%に

ドイツ連邦統計局が28日発表した10月の消費者物価指数は前年同月比0.8%増(速報値)となり、2年ぶりの高い伸びを記録した。最大の物価押し下げ要因となっているエネルギーの下落幅が1.4%まで縮小したことが大きい。物価に占める比重が20%を超える家賃の上昇率が前月の1.3%から1.4%に高まったこともインフレ率を押し上げた。食糧品は横ばいだった。

消費者物価は前月比でも0.2%上昇した。

欧州連合(EU)基準のインフレ率は前年同月比が0.7%、前月比が0.2%だった。

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