失業者数が25年来の低水準に、10月254万人

ドイツ連邦雇用庁(BA)が2日発表した10月の失業者数は前月を6万8,000人下回る254万人となり、1991年6月以来の低水準まで減少した。夏季休暇シーズンが完全に終了したほか、求人需要が堅調なことが背景にあり、季節要因を加味した実質でも1万3,000人減少。失業率(名目)は0.1ポイント減の5.8%へと低下した。

国際労働機関(ILO)基準の9月の失業者数は165万人で、失業率は3.8%だった。

10月の求人件数は69万1,000件で、前年同月を7万9,000件上回り、季節要因を加味した前月比でも6,000件増加した。求人指数BA-Xは2ポイント上昇し223となった。前年同月比の増加幅は21ポイントに上る。

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