大都市住民の14%がカーシェア利用

人口50万人以上の大都市に住むドイツ人の14%(7人に1人)がカーシェアリングを利用していることが、カーシェア仲介アプリ事業者カージャンプの委託で調査機関フォルサが実施したアンケートで分かった。

調査は18~69歳の運転免許保有者1,000人を対象としたもの。それによると、カーシェア利用率は女性で17%と高く、男性は11%にとどまった。年齢別では18~29歳の19%が最高だった。また、手取り月収1,500ユーロ未満の単身者で利用率が高かった。カーシェア利用者の3分の1は複数のカーシェアサービスに登録している。

カーシェアを利用する理由としては「環境に優しく将来性のある移動手段であるため」が50%超と最も多かった。これに「コストが低い」(49%)、「自動車の所有は自分にとってステイタスシンボルでない」(29%)が続いた。

カーシェアを利用しない人でも「徒歩5分以内の場所に車両があればカーシェアを利用する」との回答が3分の1を超えており、カーシェア車両が増えれば需要は拡大する余地がありそうだ。

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