3月の失業者数7.5万人減少

ドイツ連邦雇用庁（BA）が3月31日発表した同月の失業者数は356万8,000人で、前月から7万5,000人減少した。気温の上昇を受け建設活動が活発化したほか、景気の回復も効果をもたらしたもようで、季節要因調整後の実質でも3万1,000人減っている。ただ、BAのフランクユルゲン・ヴァイゼ長官は操短の申請件数がなお多いことなどを指摘。労働市場が好転したと言うには時期尚早だとの見方を示した。失業率は8.5％。前月から0.2ポイント、前年同月からも0.1ポイント低下している。

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