スマート、4月に電気自動車次世代モデルを発売

ダイムラークライスラー傘下の超小型車メーカー、スマートが来年4月に電気自動車(EV)の次世代モデルを発売する。4月から販売するのは2人乗りモデル「フォーツー」と4人乗りモデル「フォーフォー」。また、6月にはカブリオレの新型「フォーツーカブリオ」も投入する。

新モデルは最高出力60kw/81ps、最大トルク160nmの電気モーターを搭載し、時速60kmに4.9秒、時速100kmには11.5秒で達する加速性能を持つ。最高速度は時速130kmで、現行モデルを5km上回る。

新モデルはフル充電で約160km走行できる。ブレーキ・エネルギー回生機能などを考慮すると、走行可能距離はさらに伸びる。バッテリーについては、オプションで急速充電機能を付けることができ、45分で80%充電できる。家庭用コンセントからの通常充電だと現行モデルと同じく約8時間かかる。

ドイツにおける販売価格は、「フォーツー」が2万1,940ユーロ、「フォーフォー」が2万2,600ユーロ、「フォーツーカブリオ」は2万5,200ユーロ。

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