ハブジェクト―VWが資本参加―

電気自動車(EV)向け充電インフラの利便性向上に取り組む独大手6社の合弁会社ハブジェクト(Hubject、ベルリン)は15日、自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)が来年1月に資本参加すると発表した。VWはEVモデルの大幅拡充を計画していることから、EVの普及に欠かせない充電インフラ分野で活動を強化する考えだ。

ハブジェクトは自動車大手のBMW、ダイムラー、自動車部品大手のボッシュ、電力大手のEnBWとRWE(現在は子会社イノジー)、電機大手のシーメンスの6社が2012年に設立した企業で、「eローミング・プラットフォーム」と呼ばれるオープン方式のプラットフォームを運営。ドライバーは登録手続きを済ませれば、同システムに参加するすべての事業者の充電設備を利用できる。3大陸の計4万カ所の充電ステーションが同プラットフォームに参加している。

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