三菱重工の発電風車合弁が独で受注

三菱重工業は17日、蘭ヴェスタスとの洋上風力発電設備合弁会社MHIヴェスタス・オフショア・ウインドが、デンマークの風力発電大手DONGエナジーから大型受注を獲得したと発表した。DONGがドイツで計画する「ボークム・リフグルンド2洋上風力発電プロジェクト」向けに出力8,000キロワット(kW)級の製品「V164-8.0MW」を56基、納入する。同合弁が獲得した受注としては過去最大の規模。受注契約には5年間の保守サービスが含まれる。取引金額は明らかにしていない。

ボークム・リフグルンド2は出力が45万kWで、ドイツ最大の洋上風力発電パークとなる。北海洋上に建設予定で、2019年から据え付けが始まる。独国内の46万世帯に電力を供給する。

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