死亡者数が6.5%増加、15年は93万人に

ドイツ連邦統計局が19日発表した2015年の死亡者数は92万5,200人で、前年から6.5%増加した。女性では死亡者の約半数が85歳以上で、男性の同4分の1を大きく上回った。

死亡原因で最も多いのは循環器系疾患で、全体の38.5%を占めた(表を参照)。これにがんが24.5%で続く。3位の呼吸器系疾患は7.4%で、上位2位との差が大きい。

各死因の割合を性別で見ると、男性は交通事故で74.8%、自殺で73.8%と女性を大きく上回った。心筋梗塞とがんでもそれぞれ57.0%、54.3%を占めた。がんの死因では消化器系と呼吸器系が多い。

女性は精神・行動障害で男女全体の61.3%を占めた。循環器系疾患でも55.7%と、男性を大きく上回っている。

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