独ダイムラー、米ウーバーと自動運転車の供給で協力

独自動車大手のダイムラーは1月31日、米配車サービス大手のウーバーと自動運転車両の提供・運営で協力すると発表した。数年以内に、ウーバーが世界で運営するサービスプラットフォームを介して、自動運転機能を備えたメルセデスベンツの乗用車を提供する計画。

ダイムラーは、乗用車部門メルセデス・ベンツ・カーズの新しい経営戦略「CASE」において、「接続性（Connected）」、「自動運転（Autonomous）」、「シェアリング及びサービス（Shared & Service）」、「電気駆動（Electric Drive）」の4つを現在の自動車業界を取り巻くトレンドにフォーカスする方針を打ち出した。今回のウーバーとの協力は、「シェアリング」と「自動運転」の方向へ前進する取り組みとしている。

ただ、ダイムラーの広報担当者はウーバーとの協力について、技術的な協力ではなく、資本関係もない、と説明している。