三菱自動車は1月27日、ウクライナ警察に「アウトランダーPHEV」635台を供給すると発表した。2016年6月に営業を開始したウクライナの現地輸入販売会社エムエムシーウクライナ(MMCU)を通して、2017年7月頃に納車する予定。同社にとって、グリーン投資スキームの活用は、今回で2回目となる。
今回の取引は、京都議定書に基づいた国際排出量取引制度「グリーン投資スキーム」を活用したもので、ウクライナから同国の余剰の割当排出量(AAU)を購入する代金の一部として、プラグインハイブリッドEVシステムを搭載した「アウトランダーPHEV」を提供する。
三菱自動車は、グリーン投資スキームを活用して、エストニア政府に電気自動車「アイ・ミーブ(i-MiEV)」507台を納車した経験がある(2011年10月に納車を開始)。