スウェーデン電力大手のバッテンフォールは6日、2017年1月から5年をかけて、スウェーデン、ドイツ、オランダの3カ国で3,500台を超える社用車を電気駆動車に替えていく計画を発表した。スウェーデンで1,700台、ドイツで1,100台、オランダでは750台の電気駆動車を導入する。乗用車からテクニカルサポート用の車両、メンテナンス業務用のバンまで、あらゆるタイプの車両が対象になるという。
同社は今回の措置について、欧州における二酸化炭素(CO2)削減に寄与するとともに、他社の模範になりたい、と説明する。ただ、電気駆動車は依然として販売価格が高く、例えば、商用バンでは選択肢も限られる、との苦言も呈した。
バッテンフォールは電気駆動車向けのサービス分野では、スウェーデン、ドイツ、オランダの3カ国で、個人および法人向けに約6,000の充電スタンドを運営している。