ハンガリー製薬大手エギス、クロアチア同業の露事業買収

ハンガリー製薬大手のエギスはこのほど、クロアチア同業ヤドラン・ガレンスキ・ラボラトリー(JGL)からロシア事業の一部を買収すると発表した。対象となるのはJGLのスキンケア、女性向けヘルスケア関連事業。取引額は明らかにされていない。

買収するのは皮膚外用薬のデクスパンテノールなど。対象事業の2015年の売上高は約1,200万ユーロに上る。

エギスはリヒターに次ぐハンガリー2位の製薬会社。主にジェネリック医薬品を手がける。中東欧、CIS(独立国家共同体)地域の17カ国に拠点を持つ。ロシアでの売上高は約1億ユーロ。ジェネリック医薬品では20位内につけている。

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